• HOME
  • ブログ
  • COLUMN
  • 【えっ…くさっ】老犬のおならがよく出るけど1日何回なら正常?原因と対策

【えっ…くさっ】老犬のおならがよく出るけど1日何回なら正常?原因と対策

COLUMN

「最近、愛犬のおならの回数が急に増えた気がする……」
「なぜか、おならのニオイが硫黄のように強烈で、部屋に充満してしまう……」

ママさんパパさんも、このような老犬のおならの悩みに直面していませんか?

以前は全く気にならなかった老犬のおならがよく出るようになり、その音と強烈なニオイに「何か病気が隠れているのでは?」と不安になる方は非常に多いでしょう。

私自身も、同じように犬と暮らすご家族から「おなら」に関する悩みを耳にするので、ママさんパパさんが心配される気持ちは痛いほど理解しています。

結論として、老犬のおならが変化するのは「加齢に伴う消化機能の低下」が最も一般的な原因です。

しかし、一部には「病気が隠れているケース」もあるため、適切な判断が欠かせません。

そこで本記事では、以下の点について分かりやすく解説します。

  • 正常か異常かを見極めるチェックポイント
  • 動物病院で実際に指導している家庭でできる改善方法
  • 受診すべき危険なサイン

最後まで読めば、ニオイの心配がなくなり、愛犬が元気に過ごせる明るい未来が手に入るでしょう!

老犬のおならがよく出る…1日何回なら正常?

老犬期に入った愛犬のおならがよく出ることに不安を感じている方にまずお伝えしたいのは、犬のおならの回数に「この回数を超えたら異常」という明確な基準は存在しないということです。

犬のおならは一日何回が平均なのか、という問いに正確な答えはありません。

回数が増えたと感じる場合、それはおならに音やニオイがあるためにママさんパパさんが気づきやすくなっているだけのケースが多くあります。

大切なのは回数ではなく、以下のようなサインの有無です。

おならの状態が「以前と比べてどう変化したか」という点に注目し、愛犬のサインを見逃さないようにしましょう。

【異常を疑うべき「おならの変化」チェックポイント】

  • 回数の変化
    …急におならをする頻度が大幅に増えた
  • 音の変化
    …無音のおならだったのに「プッ」という音が伴うようになった
  • ニオイの変化
    …おならに強烈な腐敗臭や硫黄臭が伴うようになった(嗅覚的な異常)

この変化に気づいた時が、食事や腸内環境の見直しを始める最適なタイミングです。

老犬のおならがよく出る原因は?回数が増える3つの主な要因

なぜ、若かった頃は何ともなかったのに、老犬のおならがよく出るようになってしまうのでしょうか。

主な原因は、老化に伴う体の変化と、食事や生活環境にあります。

主な要因1:消化機能の低下によるガスの増加

愛犬が年を重ねるにつれ、消化器官の働きは鈍くなります。

結果、食べたものが十分に消化されないまま腸へと運ばれる「消化不良」が起こりやすくなります。

具体的には、消化しきれなかった食べ物の残りカスは腸内の悪玉菌のエサになり、悪玉菌が分解(異常発酵)するときに硫化水素などの強烈なニオイのガスを大量に発生させます。

これが老犬のおならがよく出る理由であり、臭いニオイの正体です。

腸内環境を整えることで、このガスの発生は大きく抑えられます。

主な要因2:食事内容や早食いがおならの回数を増やす

愛犬の食事内容や食べ方も、おならの原因になります。

特に、高脂肪な食事や消化に時間のかかる食物繊維が多すぎる食事は、腸内に残りやすく悪玉菌のエサになりやすいです。

【おならを増やしやすい食習慣】

要因 影響 対策のヒント
高脂肪な食事 消化に時間がかかり、腸内に残りやすい 低脂肪フードに切り替える
食物繊維の過剰摂取 消化しきれず、腸内発酵を促進 適切な量に調整する
早食い 大量の空気(呑気)を一緒に飲み込む 早食い防止食器を使う

「うちの子、いつも『ゴクゴク、ガツガツ』と急いで食べ終わっちゃう……」

もしそう感じたら、早食い防止用の食器に変えるなど、工夫を検討してみてください。

主な要因3:ストレスや運動不足が腸の動きを鈍らせる

ストレスは自律神経を乱し、腸の動き(ぜん動運動)を鈍らせてしまいます。

腸の動きが停滞すると、ガスが排出されずに溜まりやすくなり、結果的におならがよく出ることにつながります。

運動不足も同様に腸の動きを停滞させる要因です。

適度な運動は、腸を動かし、腸内ガスをスムーズに排出する手助けになります。

散歩の回数が減ったり、家でゴロゴロする時間が増えていないか見直しましょう。

老犬のおならがよく出る時の危険度の判断基準と注意点

老犬のおならの変化が病気のサインなのか判断できるよう、サインと注意点を把握しておきましょう。

強烈なニオイのおならは、ほぼ例外なく腸内環境が悪化している可能性があります。

特に老犬のおならが臭い場合、悪玉菌が異常発酵させている証拠です。

ニオイのタイプを嗅覚で意識的に観察することは、愛犬の健康をチェックするバロメーターになります。

また、その他の異常の有無も愛犬の体調のチェックには欠かせません。

【緊急性の高い危険なサイン】

  • 便の異常なニオイ・色
    …ニオイが極端に強く、便の色が黒い・血が混じっている
  • 消化器症状
    …嘔吐や激しい下痢を頻繁に繰り返す
  • 全身症状
    …食欲不振や急激な体重減少(視覚的な変化)
  • 腹部の異常
    …お腹が張り、触ると痛がる(触覚的な異常)
  • 行動変化
    …元気がなく、ぐったりしている

おならの変化に加えて、これらの症状が一つでも見られたら、迷わずすぐに獣医師の診察を受けてください。

老犬のおならがよく出る:健康をサポートする腸内環境を整える方法

老犬のおならがよく出る原因が、食事や腸内環境にあると理解できたら、いよいよ具体的な対策です。

ニオイの悩みを解決するための実践的な方法を紹介します。

改善方法1:消化しやすい低脂肪フードを選ぶ

消化機能が低下した老犬には、消化器官への負担が少ない食事を与えるのが鉄則です。

特に脂肪分は消化に時間がかかりやすいため、低脂肪のフードを選ぶことが重要です。

消化の負担を減らすには、ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに切り替えることも有効です。

食事を変える際は、急に変えずに「約2週間かけて」古いフードに新しいフードを少しずつ混ぜながら切り替えるようにしましょう。

改善方法2:善玉菌(犬のおならの臭い対策にビオフェルミンなど)で腸内環境を整える

錠剤と粉末のサプリメント ビオフェルミン

ママさんパパさんの「うちの子のおならが臭いのは、やっぱり悪玉菌のせいなんだ」という悩みを解決するのが、この「善玉菌(プロバイオティクス)」の補給です。

プロバイオティクスは、腸内で悪玉菌の増殖を抑え、ガスが発生しにくい環境を作ってくれます。

また、「犬のおならの臭い対策にビオフェルミンって聞くけど本当に大丈夫?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。

確かに、人用のビオフェルミンなどの乳酸菌製剤が有効な場合もありますが、使用には注意が必要です。

【善玉菌(ビオフェルミンなど)活用の手順と注意点】

手順・注意点 目的 失敗を避けるには
犬専用品を選ぶ 犬の腸内フローラに最適化されているため 高い効果と安全性を得る
ビオフェルミンを使用する前 必ず事前に獣医師に相談する 愛犬に合った菌種と適切な用量を決める
継続的に与える 腸内の「善玉菌優勢」の状態をキープするため 効果を定着させ、ニオイの再発を防ぐ

このように、「ビオフェルミンは犬に使える?」という質問は非常に多いですが、自己判断で量を増減するのは危険なため獣医師への相談は必須です。

ちなみに、2024年12月にはビオフェルミンを製造している「大正製薬」から、「犬・猫用のビオフェルミン」の販売が開始されました(※)。

善玉菌を継続的に与えることで強烈な腐敗臭が軽減し、ママさんパパさんのニオイの悩みがなくなる可能性があるので、まずはかかりつけの動物病院に相談しましょう。

※参考:大正製薬「ついにビオフェルミンから、わんちゃん用・ねこちゃん用サプリメントが新発売 愛犬・愛猫のおなかから健康を維持し、長寿を応援します!」

まとめ|老犬のおならを改善し、快適な生活を取り戻す方法

老犬のおならがよく出る問題は、加齢による消化機能の低下、食事、ストレスなど複数の要因が絡み合っています。

しかし、原因がわかれば対策は可能です。

ママさんパパさんの少しの行動で、愛犬との健やかな生活が手に入ります。

【愛犬のQOLを上げる3つの対策】

  • 消化しやすいフードに切り替える(低脂肪・ふやかし食)
  • 善玉菌(プロバイオティクス)を補給する(ビオフェルミン使用時は獣医師に相談)
  • 早食い防止や適度な運動で生活習慣を改善する

まずは、今日からできることから一歩踏み出しましょう。

もし不安が続くようであれば、すぐに獣医師に相談することも選択肢の一つです。

ママさんパパさんには愛犬の健康をサポートする力があります。

この記事をきっかけに、愛犬との生活がより快適で幸せな生活を送れるよう心から願っています。

大場聖也

685 views

保有資格「JKC愛犬飼育管理士」。幼い頃から犬が大好きで、幼稚園の頃には犬の図鑑をボロボロになるまで読み込んでいた。 10歳のとき、不登校だった私を支えてく...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。