老犬の水分量の計算方法|上手く飲めないシニア犬に水を与える工夫と対策
「うちの子、最近あまり水を飲んでくれないけど、このままで大丈夫かな?」
ママさんパパさんは今、愛する老犬の水分補給に不安を抱えていませんか?
加齢とともに喉の渇きを感じにくくなる老犬は、気がつかないうちに脱水状態に陥ってしまいます。
水分量が不足すると、体調を崩す原因にもなりかねません。
実は私も、むかし一緒に暮らしていた愛犬(13歳)が突然水を飲まなくなり、腎数値が悪化して点滴生活になった経験があるんです。
しかし、安心してください。老犬の水分量は、適切な計算方法を知り、ちょっとした工夫をすれば管理できます。
この記事では、私が獣医師と相談して実践した老犬の水分量計算の基本と、うまく水が飲めない場合の解決策、そして今日から実践できるおすすめの水分補給の方法まで徹底解説します。
この記事を読めば、愛犬にピッタリの水分量を知り、老犬の健康をしっかりとサポートできる自信を手に入れられるでしょう。
老犬の水分量の計算方法と1日の必要量

ママさんパパさんの老犬にとって、どれくらいの水分量が必要なのか、その基準を知ることが対策の第一歩です。
老犬は腎機能の低下や病気のリスクを抱えやすいため、適切な水分量を把握し、脱水状態を未然に防ぐことが重要です。
愛犬の健康を守るための水分量の目安と計算方法を理解しましょう。
【老犬の水分量の計算】正確な必要量の出し方

老犬に必要な1日の水分量は、体重1kgあたり約50〜70mlが基本的な目安です。
しかし、代謝が変化する老犬や脱水リスクを考慮する場合、専門的なRER(安静時エネルギー要求量)に基づいた計算式を用いることが推奨されています。
それが、老犬に必要な水分量を求める「RERの計算式(体重の0.75乗 × 132ml)」です。
| 体重 | 標準的な目安(50ml/kg) | RERに基づいた計算式(132 × 体重の0.75乗) |
| 5kg | 250ml | 約440ml |
| 10kg | 500ml | 約740ml |
ちなみに、老犬は代謝が落ちて喉の渇きを感じにくいため、一般的な目安より多めの水分量が推奨されます。
この数値を目標に、老犬の水分補給を心がけることが大切です。
ただし、普段食べているフードによっても飲水量は変わってきます。
必要な水分量と飲水量は別だと理解しておきましょう。
老犬に必要な水分量が足りていない…脱水リスクのサイン

老犬にとって水分量の不足は、血液をドロドロにし内臓(特に腎臓)に大きな負担をかけます。
重度の脱水は命に関わる事態を引き起こす可能性もあるため、ママさんパパさんが日頃から愛犬のサインを見逃さないことが老犬の健康を守る鍵です。
老犬の脱水は、以下のチェックポイントで早期に異変を察知できるでしょう。
|
「少しおかしいな」「いつもと様子が違うな」と感じたら、すぐに獣医師に相談することが、老犬を守る最も確実な行動です。
日々のチェックを習慣化しましょう。
老犬が水をうまく飲めない…飲水量が減る主な原因
.png)
老犬が水を飲まなくなるのには、いくつかの理由があります。
原因を知ることで、効果的な対策を講じることができます。
|
私の知人の老犬も、ある日突然、水を飲む回数が減って焦っていました。
獣医師に相談したところ「軽い嚥下機能の低下」を指摘されたそうです。
このように、原因は一つではないため、まずは愛犬の行動を注意深く観察することから始めましょう。
老犬に水分を摂らせる工夫と対策3選

老犬になると「喉の渇きを感じにくい」「筋力低下で水を飲む姿勢がつらい」などの理由で、「老犬がうまく水が飲めない」という問題に直面することが増えます。
しかし、これは諦める必要はありません。
飲水量が少ない老犬でも、ママさんパパさんの工夫次第で水分量を増やすことは十分に可能です。
老犬におすすめの水分補給1:飲みやすい食器の工夫

老犬が水を飲む動作を楽にしてあげることが、水分補給を促す最も簡単な方法の一つです。
老犬は首を下げて水を飲む体勢が負担になりやすいため、食器の高さを調整してあげましょう。
|
実際、私の愛犬も食器台の高さを愛犬の胸の高さに調整したところ、ムセることがなくなり飲む量が安定しました。
小さな工夫ですが、老犬にとっては大きな助けになります。
老犬におすすめの水分補給2:食事で水分を増やす3つの方法
.png)
老犬にとって、食事は最も確実に水分量を確保できる手段です。
特に老犬がうまく水が飲めない場合は、食事に水分を「隠す」ような工夫が水分補給の強い味方になります。
以下は、食事から水分を効率よく摂取させるおすすめの方法です。
|
ドライフードをふやかしたり、スープを混ぜたりすることで、愛犬の口の中がしっとりしているのを触って感じられるようになるでしょう。
この工夫は老犬の水分補給において絶大な効果を発揮します。
老犬におすすめの水分補給3:嗜好性の高い補助飲料の利用

水をそのまま飲むのを嫌がる老犬には、嗜好性の高い補助飲料を活用することが有効です。
風味があるため、老犬の水分量を無理なく増やせます。
特に老犬の水分補給のおすすめとして、「犬用ヤギミルク」や「犬用スープ」があります。
| 補助飲料の種類 | 期待できる効果 | 注意点 |
| 犬用ヤギミルク | 消化が良く、高い嗜好性で確実に水分と栄養を補給できます。 | カロリーが高めのため、与える量を調整する必要がある。 |
| 犬用スープ | 風味で飲水意欲を刺激し、吸収効率の良い水分補給をサポートします。 | 添加物や塩分が含まれていないか、成分表示を必ずチェックする。 |
これらの補助飲料を水で薄めて飲ませたり、フードにかけたりと工夫しましょう。
最適な水分補給方法を獣医師に確認してから使用すれば、より安心感を持って取り入れられます。
老犬の水分量の異常|多飲多尿や激減が示す病気のサイン
.png)
老犬の水分量の変化は、老化現象だけでなく重大な病気のサインの可能性もあります。
「老犬だから仕方ない」と放置してしまうと、治療の機会を逃してしまうでしょう。
ママさんパパさんが日頃から老犬の水分量を把握することで、わずかな変化も見逃さずに済みます。
老犬の飲水量が、RER計算式で算出した量と比べて極端に多い、あるいは少ない状態が続く場合は、早急に獣医師に相談しましょう。
| 多飲多尿(水を飲む量・尿の量が極端に増える) | 目安として、体重1kgあたり100ml以上の水を飲む日が続いている場合、糖尿病や慢性腎不全などの病気の可能性が考えられる。 |
| 飲水量の激減(急に飲まなくなる) | RER計算式の量の半分以下しか飲んでいない日が続く場合、重度の脱水、腎不全の進行、口腔内の激しい痛みなど、緊急性の高い状態の可能性がある。 |
もし、愛犬が病気のサインを出しているのに気づかず進行してしまったら、その後の治療は愛犬にもママさんパパさんにも大きな負担がかかるでしょう。
日々の飲水量を記録し、わずかな変化を見逃さないことが、老犬の健康を守る最も確実で優しいケアなのです。
まとめ|老犬の水分管理で健やかな毎日を

この記事では、老犬の水分量計算の基本から、老犬がうまく水が飲めない場合の具体的な水分補給おすすめの工夫までを解説しました。
老犬の水分量管理は、ママさんパパさんの積極的なサポートがカギとなります。
|
これらの知識と工夫を活かし、愛犬の健康をしっかりと守り、老犬との充実した時間を長く続けていきましょう。
ママさんパパさんの愛犬が、この先もイキイキと元気に過ごせるよう、日々の水分補給を大切にしてください。


この記事へのコメントはありません。