K9ナチュラルドッグフードは老犬におすすめ?犬の管理栄養士が原材料と成分を解説
食いつきの良さや品質の良さで人気のk9ナチュラルドッグフード。
シニア期の愛犬に与てみようかと検討しているパパさん・ママさんも多いでしょう。
そこで今回は、「k9の何が老犬にいいの?」「腎臓に悪くない?」と気になっている方のために、犬の管理栄養士の私がk9ナチュラルドッグフードについて解説します。
どんな老犬におすすめなのフードなのか分かるようになっているので、ぜひ最後までご覧ください。
k9ナチュラルドッグフードが向いている老犬と不向きな老犬

k9ナチュラルは、消化性の高いフリーズドライ製法で柔らかくつくられているため、多くの老犬におすすめできます。
ただその中でも、加齢による影響などで食べづらさを感じていたり、食べる量が減ってきてしまった老犬には特に向いていると言えるでしょう。
向いている老犬
- 食の選り好みが多くなってきた老犬
- 噛む力が弱ってきた老犬
- お腹が弱くなってきた老犬
- 食が細くなってきた老犬
- 体重を増やしたい老犬 など
ただし、栄養価が高いがゆえに、一部の老犬にはたんぱく質や脂質が多すぎてしまうことがあるため、注意が必要です。
具体的には、以下のような老犬には不向きと言えます。
不向きな老犬
- 持病でたんぱく質を控えるよう獣医師から指導されている老犬
- 病中・病後で脂質を控えるよう獣医師から指導されている老犬
- 肥満気味の老犬 など
次章では、なぜ向いている老犬と不向きな老犬がいるのか、k9ナチュラルドッグフードの原材料と成分を掘り下げて分かりやすく紹介します。
k9ナチュラルドッグフードが老犬に合うか原材料と成分をチェック

K9ナチュラルは、食の安全性が世界トップレベルであるニュージーランドの食材を使い、素材を活かす製法で栄養価の高い成分値に仕上げられたフードになっています。
では、「K9ラム・フィースト」の原材料・成分値を参考に、老犬におすすめな理由をチェックしていきましょう。
k9ナチュラルの原材料が老犬におすすめな理由
k9ナチュラル「ラム・フィースト」の原材料
子羊肉、グリーントライプ(子羊)、心臓(子羊)、肺(子羊)、肝臓(子羊)、腎臓(子羊)、ひまわり油、フラックスシードフレーク、骨(子羊)、にんじん、ニュージーランド緑イ貝、かぼちゃ、ブロッコリー、乾燥昆布、リン酸二カリウム、ビタミンE、塩化ナトリウム、ミネラル類(プロティネイト亜鉛、プロティネイト鉄、酸化マグネシウム、セレン酵母、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン)、ビタミン類(ビタミンB1、ベータカロチン、葉酸、ビタミンD3)
K9ナチュラルの原材料が老犬におすすめな理由は、グリーントライプ(草食動物の第4胃)をはじめとする、老犬に健康維持にいい食材が多数含まれているからです。
特にグリーントライプは、原材料表記の2番目に記載されている、メインとも言える食材です。
グリーントライプはビタミンやミネラル、オメガ3などの必須脂肪酸、消化酵素や乳酸菌まで含んでいる、いわゆるスーパーフードのようなもの。加齢による様々な影響で栄養不良になりやすい老犬にはうれしい原材料と言えます。
消化吸収能力が徐々に低下してくシニア期に、グリーントライプが豊富なフードを与えられるのは大きな魅力でしょう。
しかもそれだけではなく、老犬の関節や脳機能の健康維持にうれしいニュージーランド緑イ貝やフラックスシードも配合されています。
また、一般的なドライフードと大きく違うのが、つなぎとなる炭水化物源を使用していないこと。糖質を控えたい老犬にもおすすめできます。
k9ナチュラルの成分値が老犬におすすめな理由
| 粗たん白質 | 41.0%以上 |
| 粗脂肪 | 34.0%以上 |
| 粗繊維 | 2.5%以下 |
| 粗灰分 | 10.0%以下 |
| 水分 | 8.0%以下 |
| オメガ3脂肪酸 | 0.75%以上 |
| オメガ6脂肪酸 | 2.25%以上 |
| カロリー | 503.0kcal/100gあたり |
k9ナチュラルの成分値が老犬におすすめな理由は、高たんぱく質・高脂肪・高カロリーに設計されているからです。
もちろん、この栄養バランスが体質に合わない老犬もいます。ですが、まだ持病がない老犬や、高栄養な食事を必要とする老犬には、少量でも栄養を補えるとても優れた成分バランスです。
体をつくるために欠かせないたんぱく質をたっぷり含み、糖質よりも体で有効に使われやすい脂質からエネルギーをつくることができます。
そのため、加齢による様々な理由から痩せてしまい、体重を増やしたい老犬には特におすすめと言えるでしょう。
ただ、繰り返しになりますが、体重管理をしなければならない老犬や、持病でたんぱく質や脂質を抑えなければならない老犬にはおすすめでないケースがあります。
老犬によくあるk9ナチュラルドッグフードのQ&A

ここでは、k9ナチュラルのよくある質問についてお答えしていきます。老犬だからこそ気になる質問を集めているので、ぜひ参考にしてください。
k9ナチュラルを腎不全の老犬に与えてもいい?

腎臓病でたんぱく質を控えるよう獣医師から指示が出ている犬にはおすすめできません。
k9ナチュラルは、動物性たんぱく質を豊富に含み、粗たんぱく質が41%もあります。※ラム・フィーストの場合
一般的なドッグフードの中でもかなり高たんぱく質な部類です。
リンが抑えられた食事とは言えないため、腎臓病で食事管理が必要な老犬には不向きと言えます。
ただし、病気の進行に伴い、栄養バランスを制限するよりも、食べて栄養を摂ることを重視しなければならない場合には、与えてもいい可能性があります。かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
グリーントライプで老犬が下痢をしてしまうのはなぜ?

グリーントライプは、消化酵素や乳酸菌類を含む、お腹の健康維持に良い食材です。ですが、以下のような原因で老犬によってはお腹を壊してしまうことがあります。
- 食べ慣れないグリーントライプに、腸内環境がまだ適応できていない
- グリーントライプにアレルギーがある
- 脂質が多すぎる など
上記のようなことは老犬に限らず起こりますが、特にシニア期は慎重にならなければなりません。
始めてk9ナチュラルを与えるときは、少量ずつ試すようにしましょう。
ちなみに私は、K9ナチュラルのグリーントライプでうんちの状態が安定したというわんちゃんの話を複数耳にしたことがありますよ。
体質に合っていれば、健康維持にひと役買ってくれるでしょう。
老犬を太らせたいからk9をたくさん与えてもいい?

老犬の体重を増やしたい場合は、急激に与える量を増やしたりせず、1週間に2%ずつ食事量を増やすようにしましょう。最大でも1ヶ月に10%程度の増量が目安です。
食の細い愛犬が食べてくれると嬉しくなりますが、焦らずにいきましょう。
体重をふやしたいあまりに突然たくさん与えてしまうと、老犬の体の負担となってしまいます。
一度に食べたことでお腹を壊してしまい、さらなる体重の減少や体調の悪化につながることもあるで注意してください。
まずは、目標体重を獣医師に聞き、そこから1日に必要なカロリーや食事量を計算することをおすすめします。
K9ナチュラルは、少食の老犬や腎臓に問題のない老犬におすすめ

k9ナチュラルは、栄養価が高く、消化性にも優れたフリーズドライのドッグフードです。
硬い物を食べづらそうにしている老犬や、ドッグフードの食いつきが悪くなってきた老犬、栄養をたっぷり摂らせたい老犬には特におすすめできます。
ですが、たんぱく質や脂質が高いため、k9ナチュラルのようなフードが合わない老犬もいることは覚えておきましょう。
また、k9ナチュラルのメリットを最大限に得るためにも、与える際は老犬に負担をかけないよう少しずつ慣らしていくようにしてください。
体質に合えば、愛犬の健康維持をしっかりサポートしてくれる良質なフードなので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


















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