シニア犬にやさしい・プチプラ便利アイテムの揃う身近なお店5選

年齢を重ねた愛犬との暮らしには、毎日の小さなケアが欠かせません。

足腰の負担を減らすマットや、清潔を保つアイテム、寝心地をサポートするベッドなど、老犬向けのグッズはいろいろありますが、すべてを専門店で揃えると意外とお金がかかります。

そこで今回は、シニア犬アイテムが揃う身近なお店を紹介します。

愛犬同伴可能な店舗もあるので、家族でちょっとした買い物がてら行ってみるのもおすすめです。

日々の暮らしを少しラクに、そして穏やかにしてくれるヒントを見つけてみましょう。

※2025年10月時点での情報です

【ニトリ】滑らない床と快適な休息スペースをつくりに

「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリは、インテリア性と機能性を兼ね備えたペットアイテムが豊富です。

とくに、滑り止めジョイントマットや低反発ペットベッドは人気があります。

シニア犬は関節や筋肉が弱まりやすく、フローリングでの滑りが転倒やケガにつながることも多いです。

マットを敷くだけで足腰への負担が軽減し、安心して歩ける環境が整います。

また、高さのあるフードボウルも人気です。首を下げずに食べられるので、食べこぼし防止にも役立ちます。

ナチュラルカラーのベッドやブランケットも多く、インテリアになじむのも嬉しいポイントです。

【Pet’s One（カインズ）】介護期を支える実用グッズが豊富

カインズが展開するペットショップ「Pet’s One」は、ペット用品のラインナップがホームセンターの中でもトップクラスです。

中でも「老犬介護用歩行補助ハーネス」など、足腰サポート系アイテムの取り扱いもあり、シニア犬の介護サポート用品が手頃な価格で揃えることができます。

その他、段差をのぼるのが難しくなった犬に役立つペットスロープや、寝返りしやすい洗えるベッドなどがあります。

また、排泄ケアに欠かせないトイレシートや消臭スプレーもリーズナブルで使いやすいと好評です。

そしてPet’s Oneの魅力は「サイズ展開が豊富」なことではないでしょうか。体格に合わせて選べるので、小型犬〜大型犬まで幅広く対応できます。

実店舗では試し置きできる商品もあり、老犬にぴったりの使い心地を確かめられるのも安心です。

【PETEMO（イオンペット）】専門性の高い老犬ケアグッズが勢ぞろい

「PETEMO」は、イオン系列のペット専門ショップです。

動物病院やトリミングサロンと併設されている店舗も多く、高齢犬に特化したアイテムを豊富に取り扱っています。

老犬用フードやサプリメント、介護ハーネス、歩行補助ベルト、マットなど、シニア犬の身体の変化に寄り添った商品を購入することができます。

獣医師監修の製品もあり、健康管理に配慮したいママさん・パパさんにもおすすめです。

また、は季節ごとのケアグッズも充実しており、夏は冷感マット、冬は遠赤外線ブランケットなど、快適な温度管理をサポートしてくれます。

【ドン・キホーテ】遊び心のあるアイテムがプチプラで揃う

日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」では掘り出し物が見つかるお店です。

ペット用品コーナーもかなり充実しており、おもちゃ・おやつ・ベッド・洋服など、楽しいグッズがたくさん販売されています。

中でもシニア犬におすすめなのは、動物をモチーフとしたインテリア雑貨専門コーナー「ZOOTERIOR（ズーテリア）」の季節商品です。

冷感ベッドやジェルマット、ブランケットなどの温度対策アイテムなど、設計・素材・デザイン性にこだわった商品があります。

また、オリジナルブランド「情熱価格」からは、ガムや消臭スプレーなどのペット用品も販売中です。

 

【無印良品】人と犬が一緒に心地よく暮らすための商品

無印良品にはペット専用品はそこまで多くありませんが、「人にも犬にもやさしい暮らしの道具」が見つかります。

天然由来のリンスインシャンプーや除菌消臭スプレーなど日常に寄り添うペット用品や、洗えるキャリーバッグなどを販売しています。

また天然素材のクッションや綿麻のマットを、シニア犬の寝床としても活用する方もいるようです。

通気性と肌ざわりの良く、カバーもファスナー付きで外せるものが多いので、毛やよだれの汚れにも対応でき、洗濯しても型崩れしにくい商品です。

その他、木製トレイやラタン収納バスケットを利用して、お世話用品の整理に使うことができます。

ナチュラルで落ち着いたデザインは、リビングに置いても違和感がなく、愛犬の「居場所」として自然に馴染むのではないでしょうか。

生活雑貨店やホームセンターの商品を活用するコツ

シニア犬との暮らしでは、「犬が使いやすい」「人が続けやすい」バランスが大切です。

プチプラアイテムを取り入れる際は、次の点を意識しましょう。

また、愛犬の体調や行動変化を見ながら、定期的に環境を見直すことも大切です。

シニア期は日々の変化がゆるやかに続くので、「少しでも快適に過ごせる工夫」を積み重ねていきましょう。

まとめ

シニア犬のケアに本当に必要なのは、特別な道具よりも「やさしさ」と「気づき」かもしれません。

年齢を重ねた愛犬の小さな変化に気づき、今の暮らしの中でできる工夫を重ねていくことこそが、何よりのケアになるはずです。

ニトリやカインズ、イオン、ドン・キホーテ、無印良品といった、私たちにも身近なお店には、コスパがよくて実用的なアイテムが豊富にそろっています。

ペット専門店でなくても、愛犬のためになるグッズはたくさん見つかるものです。

高価なペット用品に頼らなくても、日常の中のちょっとしたひと工夫と、飼い主さんの愛情で、愛犬の毎日をぐっと快適にできます。

お気に入りの家具やクッションを選ぶように、愛犬にも「心地よい居場所」をプレゼントしてあげましょう。

一緒に過ごす時間が少しでも長く、穏やかで幸せなものになるように、今日から少しずつ、「シニア犬のための心地よい暮らしづくり」を始めてみませんか？